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『マノミリパパ(@rokurou_mano)』と申します。
1977年生まれの二児の父で、家族構成は「僕・妻・息子・娘」の4人家族です。
画像は、ディズニーバスの中です!
僕は撮影担当なので映ってません・・・><
現在我が家では、カニンヘンダックスの(♀)である『マノ』を飼っています。
飼っているというか、家族の一員として一緒に暮らしているという感じですね!
犬好きの皆様も大体同じ感覚かと思われますが^^
さて、いくらプロフィールページとはいえ、僕の生い立ちなんぞをタラタラと語ってもしょうがないですよね。。。
なのでここでは、「我が家がカニンヘンダックスを飼うことになった経緯」について書かせていただきたいと思います!
妻と娘が強烈な犬好きだった
我が家の場合、妻と娘がかなりの犬好きだったんですよ。
妻の犬遍歴は、
■物心ついた頃 ~ 15歳くらい : 柴犬
■16歳くらい ~ 30歳くらい : ミニチュアダックス
という感じで犬を飼っていて、昔の写真を見てもその溺愛ぶりがよく伝わってきます。
そして、2020年現在で小学校1年生の娘も、幼稚園の頃から「犬飼いたい!犬を飼えるなら他に何にもいらない!」と言うほどの犬好き。
近所で犬の散歩をしている人を見かけては、
「私も犬を飼える家に生まれたかった」
なんていうグサリとくる言葉を頂戴したり・・・
普通ならここで飼ってしまいそうなものですが、僕には『ある理由』があり、動物は飼わないと決めていたのです。
その『ある理由』というのは・・・
動物に対してトラウマがあった僕
『ある理由』なんて書くと、僕が何かで動物嫌いになっていたり、アレルギーがあったりと思われるかもしれません。
しかし、僕は動物が好きですし、アレルギーも一切ありません。
では、なんで飼わないのか?
それは、24歳くらいの時の『ある出来事』がきっかけでした。
始まりは、僕が17歳の時。
忘れもしない、高校2年生の夏休み中でした。
ある日の夕方、友人と2人で公園のそばに自転車を止めて他愛もない話をしていた時のこと。
何やら、近くから「ミャァ・・・ミャァ・・・」という鳴き声が聞こえてきました。
鳴き声がする方を見てみると、そこには生まれたてでまだ目も開いていない2匹の子猫が。
捨てられたのか、親猫とはぐれたのか。
理由はわかりませんが、放っておけば生きてはいけないだろう状態であることは一目瞭然。
僕たちは、まずそれぞれの親に電話をしました。
もちろん、「生まれたての子猫がいるから家で飼えないか?」と聞く為です。
ちなみに電話は、公衆電話からでした。。。
まだ携帯なんて誰も持っていない時代ですから。。。
「このままじゃ死んでしまう」ということを切実に訴えるも、どちらの親も答えは「NO」。
そんな簡単には決められない、とのことでした。
今考えればごもっともな話です。
困った僕らは、とにかく飼ってくれる人を必死で探します。
飼ってくれそうな友人たちに片っ端から連絡しますが、その答えはどれもが「NO」。
理由は同じで、「いきなり言われても・・・」的な感じでした。
これまたごもっとも。
タイムリーに猫を飼いたいと思っている家など、そうそう見つかるわけがありません。
そうこうしているうちに、日もとっぷり暮れてしまいました。
手元には、弱々しく泣いている2匹の子猫。
どうしていいかわからず、道端で途方に暮れる僕ら。
己の無力さに打ちひしがれます。
と、その時でした!
「わぁ~、かわいい~~♪」
たまたま通りかかった、20代と思われるOLさんが子猫たちを見て強烈に反応してくれました。
ここしかない!と思った僕らは、必死でOLさんに「飼って欲しい」と猛烈に依頼。
最初は困惑しつつやんわり拒否していたOLさんでしたが、あの手この手でお願いしながら必死で頼み込み続けた結果、なんとか飼ってもらえることに!
いやぁ、この時は嬉しかったです^^
子猫の命を救えたというあの達成感は、25年経った今でも忘れられません。
しかし、まだ問題は解決していません。
そうです、子猫はもう1匹いるのです。
とはいえ、時間的にも心当たり的にもこれ以上飼ってくれそうな人を探し続けることは無理。
ということで、僕は強硬手段に出ることにしました。
こう考え、無断で連れて帰ることにしたのです。
すると、作戦は見事成功!
最初は驚き戸惑っていた両親でしたが、
「連れてきちゃったんならもうしょうがない」
「こんな姿を見た以上は放っておけない」
となり、『ノン』と名付けられ、無事にうちで飼うこととなりました。(ちなみに♂です)
この後、2年半ほど(残りの高校生活+予備校)は同じ家でノンと暮らした僕ですが、大学生になって一人暮らしを始め、ノンと会う機会は減ってしまいます。
会うのは年に2~3回、帰省した時くらい。
こうして、大学在学中の5年間はあまり触れ合うことがなかったノン。
しかし、社会人になってから一旦実家に戻ったことで、また触れ合う機会が増えました。
社会人なりたてで、全くお金がなかったもので^^;
・・・え?
そんなことより、大学って4年間じゃなかったかって?
まあ、そのへんは察してください・・・
しかし、僕が実家に戻って3ヵ月ほど経った頃。
急にノンの体調が悪くなってきました。
病院に連れて行ったところ、腸の具合がかなり悪いとのこと。
手術をしたり薬を飲んだりしましたが症状はどんどん悪化していき、1か月後、ついにエサを食べることもできなくなったノン。
動物病院の先生からも「もう助からないだろうから、安らかに看取ってあげてください」の宣告が。
こうして、家族が見守る中、ノンは眠るようにこの世を去っていきました。
7年という短い生を終えて・・・
この日僕は、風呂場で大号泣しました。
湯船に顔を沈め、声が外に漏れないようにしながら。
その後も数週間ほど、何もやる気が出ず、何をやっていても楽しくない状態になってしまいます。
いわゆる『ペットロス』というやつですね。
僕がこういう状態になってしまったことには、本当にびっくりしました。
もちろん飼い猫が死んだのですから、悲しむのは当然です。
しかし、こんなに何週間も使い物にならなくなるくらい落ち込むとは思ってもいなかったのです。
ずっとノンと一緒にいた両親ももちろん落ち込んでいましたが、これは分かります。
ずっと一緒にいたのですから。
しかし僕は、触れ合っていない期間の方が長かったわけで。
飼い始めてから2年半一緒に暮らし、5年間ごっそり抜け、最後に数か月。
比較的短い期間しか触れ合っていない僕が、うつ病一歩手前くらいの状態にまでなってしまうとは思っていませんでした。
いや、一時的なうつ病になっていたのかも。
この経験がトラウマになり、
「もっと長く一緒にいたペットが死んだら、悲しすぎて精神を保ってられないんじゃないか?」
「ましてや犬のように人に懐くペットが死んだら、一生立ち直れないんじゃないか?」
こんな恐怖を抱くようになり、絶対にペットは飼わない、特に犬は飼わないと決めていたのです。
犬自体は好きですし、飼いたいとも思っていたのですが、好きだからこそ飼ってしまったら後々大変なことになる、と思っていたので。
極度のペットロスに陥って立ち直れなくなるとか・・・
娘の懇願に負け、ついに犬を飼うことに
そんな大きなトラウマを抱えていたため、絶対にペットは飼わないと決めていた僕ですが、娘の懇願は日に日にエスカレート。
ペットショップの前でしくしく泣きながら犬を見てたり・・・
何かに付けて「どうせうちは犬飼えないんだし」と言ってきたり・・・
そして、そんな娘を妻が必死でなだめているのですが、そんな妻も犬を飼いたいわけで。
そういったシーンを見続けることが段々辛くなってきたこともあり、意を決して犬を飼うことにしました!
かわいすぎる愛犬
こうして、数年越しの娘のおねだりに屈し、しぶしぶ犬を飼うことを了承した僕。
しかし、前述の通り動物自体は好きな僕。
好きだからこそ、安易に飼えないと思っていたわけで。
そんな僕なので、飼うことが決まった以上、家にワンコが来る日が待ち遠しくて仕方ありませんでした。
特に犬は「かわいいなぁ・・・飼ってみたいなぁ・・・」とずっと思っていたので、その楽しみもより一層強いものでしたね。
犬を飼うことが決まってからは、週に一度ペットショップへ家族で通う日々。
そんな日々が一か月ほど続いた時に、家族全員一致で、
「絶対この子がいい!!」
となったのが、カニンヘンダックスのブラックタン『マノ(♀)』でした^^
そして、いざ飼い始めるともちろんメロメロ。。。
とにかく可愛くて仕方がありません!
朝起きた時には、まず挨拶に行くのはマノのところになってしまったくらい。。。
子供たちが、「超マノ優先じゃ~ん♪」と嬉しそうに言っていたのが印象的でした。
犬に詳しくなったので、どうせなら共有したい!
それから、犬について、特にダックスについて調べまくりました。
性格上、飼うとなったら完璧にしないと気が済まないタイプでして^^;
「食事」・「睡眠」・「遊び」・「しつけ」などなど、マノにとって理想的なものになるべく、仕事そっちのけで徹底的に調べました。
しつけ教室などに行って話を聞いてきたりもしました。
この調べ癖は、今も続いています。
こうして、カニンヘンダックスはもちろん、犬に関すること全般に詳しくなってきたので、どうせなら得た知識や経験を共有したい!と思ったのがブログ開設のきっかけです。
今後も、マノとの生活の中で得た知識・経験をもとに記事化していき、ダックスを飼っている皆様に共感していただいたり、参考になったりするブログになることを目指して更新していきますので、是非よろしくお願い致します!