「留守番中の犬は何をしている…?」「寂しくてたまらないんじゃ…」「かわいそう…」という罪悪感を持っている方々へ

留守番 犬の留守番

犬に留守番をさせる時に、ついつい罪悪感を持ってしまう方も多いのではないでしょうか。

■留守番中、あの子は何をしているんだろう・・・

■寂しくてたまらないんじゃ・・・

などなど。

 

あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。

 

ついこの前、我が家の愛犬であるカニンヘンダックスの『マノ(♀)』に、約3時間半の留守番をしてもらった時に色々思うところがあったので、「犬に留守番させることへの考え方」について書いてみたいと思います。

罪悪感を持ちすぎるのはよくない

「犬に留守番=悪」ではない

まず結論として、

犬に留守番させることに罪悪感を持ちすぎない方がいい

と思っています。

確かにワンちゃんに留守番をさせることは、基本的にあまり好ましい事ではありません。
留守番の機会が少ないに越したことはないでしょう。

とはいえ、人には色々な事情があります。

「留守番させる機会が多いなら犬を飼うな!」

という過激な意見もありますが、そこは価値観の問題。
留守番が多くとも、幸せなワンちゃんもたくさんいると思います。

我が家の場合

ちなみに、

「自分が留守番ばっかりさせてるからそんなこと言うんだろう?」

と思われそうですが・・・

我が家は、

■僕(マノミリパパ)
⇒ 在宅での自営業


■妻
⇒ 専業主婦


■子供二人
⇒ ともに小学生

という布陣なので、愛犬マノが一人になることはほとんどありません。

他のご家庭に比べ、愛犬に留守番させる機会はかなり少ないと思われます。

 

犬の留守番

 

「見て見て~、だんご三兄弟!」

・・・だそうです。。。
子供達とマノは、いつも家でこんなことして遊んでます^^;

仕事の都合での留守番

現代社会で、犬に全く留守番をさせずに過ごすことはほぼ無理です。

一番の理由は『仕事』
仕事の関係で家を空けるため、どうしても留守番が日常化することもありますよね。

では、仕事で家を空けることが多い家庭では犬を飼ってはいけないのか?
僕はそうは思いません。

 

仕事というのは、自分や妻や子供の生活費を稼ぐだけでなく、大事な愛犬の生活費を稼ぐことも含まれます。

一生懸命働いて稼いで、経済的に余裕ができたら、そのお金で・・・

■愛犬のおもちゃを買う
■より栄養価の高いドッグフードを買って犬の健康面を気遣う
■犬と一緒に遊べる有料施設に行く

ということもできるわけです。

仕事を頑張るために留守番をお願いすることは、そんなに悪い事だとは思えません。

その他の人間側の都合による留守番

その他、買い物やたまの外食などで数時間家を空けることも、愛犬も含めた家族が快適に暮らしていくためには必要なことだと思います。

「犬は、飼い主と一緒に居られる時間だけが幸せなんだ! だから仕事とか趣味なんて極力減らして犬と一緒にいる時間を増やせ!」

と言われてしまうと身も蓋もないですが、飼い主と犬、双方が充実してこそのペットライフではないでしょうか。

ただただ一緒にいる時間を増やすだけが正解ではない、というのが僕の価値観です。
そこには、色々な形があっていいのかなと。

もちろん『程度』はありますが。
愛犬のことを無視したような留守番のさせ方は、あってはなりません。

総合的に見ることが重要

以上のことから、必要な範囲での留守番に罪悪感を持つ必要は全くないと考えています。

それより何より、普段からどれだけ愛情を注げているかの方が遥かに大事なのかなと。

あとは、留守番のさせ方もですね。
そのあたりは、以下の記事にもまとめてあります。

留守番中の犬は何をしている?

留守番中の犬は、何をしているのか?
これは、僕も非常に気になっていました。

「基本的には寝ている」ということは知っていましたが、これはあくまで見聞きしただけの情報ですし、そもそも個体差があるので一概には言えないでしょう。

ということで、我が家のカニンヘンダックス『マノ』の場合はどうなのかと思い、先日、3時間半くらいの留守番をしてもらう時にカメラをセットして録画しました。

この日は、小1の娘の誕生日ということで珍しく長めの留守番になったマノ。
果たして、どんな感じになるのか・・・とハラハラドキドキでした。。。

その時の様子をまとめた動画を貼り付けておきますね。

「罪悪感を持ちすぎる必要はない」と書いてきましたが、やっぱりダイレクトに留守番の様子を見てしまうと・・・><

いや、それでもやっぱり、留守番が必要な時は必要だと割り切るべきですが。

犬を一人にしないことだけにこだわると歪みが出てしまい、飼い主・愛犬の双方にとって良くない方向へ進んでしまうかもしれないので。

 

さて、約3時間半の留守番の様子ですが、、、

すべて見たところ、やはりほとんどの時間は寝ていました。
下馬評通りですね。。。

しかし1時間くらいは、

■ケージ内をウロウロする(安全のため、留守番時はケージに入れます)
■周囲の様子をうかがう
■軽い要求吠えをする

といった行動が見受けられました。

マノの場合、留守番させる機会が少なくあまり慣れていないので、

早く誰か帰ってこないかなぁ・・・

という思いが強いのかもしれません。

留守番に慣れているワンちゃんであれば、寝ている時間がもっと長くなるものと思われます。

生活パターンを変えすぎない

犬の留守番に関して一つ気を付けるべき点としては、

「生活パターンをあまり劇的に変えずに、なるべくいつも通りにする」

ということを意識した方が良いと思います。

例えば、普段留守番ばかりさせているから休みである土日は派手に過ごさせよう、というのもよくありません。
普段の生活と比べて落差がありすぎます。

犬からすると、

■月~金はほとんど留守番・・・
■土日になると急に色々なところへ連れて行ってもらえて刺激的な体験♪

と、変化がありすぎてしまい、混乱してしまう可能性があります。

 

人間の場合は、「苦しい月~金を耐えれば、土日は楽しい一泊旅行♪」と思えますが、当然犬にはそんな感覚がありません。
いつどんなイベントがあるのかなど予測できないのです。

そんな状況で、長時間放って置かれる期間(月~金)があったと思ったら、急に犬専用プール付きの旅館で一拍(土日)、なんてことが繰り返されると、犬の感情が付いていかなくなってしまうかもしれません。

もちろん、たまにはよいでしょうが、毎週のように緩急つけすぎるのは、犬にとって逆にストレスになってしまうということも考えられるので注意が必要です。

最後に

犬は、元々群れで暮らす動物のため、本能的に一人が嫌い。

仕事だったり、何かの都合で留守番させる必要があったりする場合はあまり気にする必要はないと思いますが、大した理由もなく頻繁に理不尽な留守番をさせるようなことは避けたいものです。

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