犬は、一人で留守番をするのが苦手。
群れで生活していた生き物なので、一人になってしまうのが本能的にイヤなのです。
しかし、人間が生活していく上でどうしてもワンちゃんに留守番をさせなければならない時は幾度となく訪れます。
そんな時、少しでもストレスなく留守番して欲しいですよね。
あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。
ワンちゃんに留守番をさせる時、気になるのが「電気をどうすべきか?」という点。
電気を消して暗くしておいた方がいいのか。
ということで、愛犬にとってどちらがよいのかについて解説していきます!
犬の留守番時、電気はどうすべきか
犬に留守番をさせる時、電気をつけっぱなしにするか消していくかは悩んでいる方も多いと思います。
日中はいいとしても、夜は暗くなるので愛犬が寂しがっているのではないか・・・
日中でも、部屋の日当たりが悪いから暗くて怖がっているのではないか・・・
結論としては、暗さについて心配する必要はありません。
犬はもともと夜行性で、昔は暗いあなぐらで生活をしていました。
その名残から、本能的に犬は暗くて狭い場所が好きなのです。
また、犬は夜間視力が良いため、暗い中でもよく見えます。
夜目が効く、というやつですね。
ですので、暗くて何かを探せないということもありません。
こういった理由から、犬に留守番をさせる時は、基本的には電気の消えた真っ暗な状態にしておいて全く問題ありません。
『いつも通り』を意識する
犬は、暗闇が平気。
・・・ということは前述しましたが。
とはいえ、無条件に「ただただ暗くしておけばいい」というわけでもありません。
普段留守番させることが少なく、明るい環境で過ごしていることが多い犬の場合は少し事情が変わってきます。
犬は、「普段の環境」と違うことに不安を覚える生き物。
子犬の頃、初めて連れて行くような場所では不安そうに「くぅ~ん」という声を出したりしますよね?
犬は、『初めて』や『慣れないこと』には抵抗を感じることが多いのです。
ですので、本能的に犬は暗い場所が好きとはいえ、子犬の頃からあまり留守番することなく明るい電気のもとで暮らすことが多かった犬は、急に暗い場所で一人になることに不安を感じるようになります。
留守番の機会が少なく、明るい環境にいることが多かった犬の場合は、留守番時には電気をつけっぱなしにしてあげるのがよいでしょう。
留守番させる時は、とにかく「普段の状況とできるだけ近い状況を作り出してあげる」ということが大事です。
明るすぎるのは良くない
うちの子は留守番になれてないし、普段明るい環境で過ごすことが多いから、電気をつけっぱなしにしていこう!
という場合でも、あまり明るすぎるのはよくありません。
人間と同じく、まぶしさは睡眠の邪魔になりますので。
犬に良質な睡眠をとってもらうためにも、留守番の時の明るさは控えめにすべきです。
留守番させている時の犬は、基本的に寝ているので。
犬が留守番で寂しい思いをしないために
電気をつけておくかどうかだけでなく、犬の留守番のストレスを軽減するためには、以下のような事にも気を配ってあげるとよいと思います。
テレビや音楽を流しっぱなしにする
部屋の中が無音の状態よりも、多少音が流れていた方が犬としても落ち着くと思われます。
犬用のヒーリングCDなども売っているので、そういったCDを活用のするのもアリでしょう。
特に、普段から部屋の中に音楽が流れていたり、テレビがつけっぱなしになっていることが多い環境ならば、音楽やテレビをつけたまま出掛けるのが理想です。
留守番前にたっぷり遊ぶ
これからの一人で過ごす時間に向けて、できる限り満足させておいてあげると、その後のストレスが軽減します。
犬は、飼い主さんと遊ぶのが大好き。
そんな大好きなことをたっぷりとしてあげれば、その後は気持ちよく寝続けてくれるでしょう。
特別なおもちゃを与える
留守番の時にしか与えない特別なおもちゃを用意するのも良いです。
犬にとっては辛い留守番ですが、
でも、あのおもちゃで遊べるからいっか♪
と思ってくれるようになりますので。
留守番時はほとんど寝ていることに加え、起きれば特別なおもちゃが待っている。
こんな環境ならば、愛犬が退屈する時間もかなり減らせるのではないでしょうか。
最後に
電気をつけっぱなしかぁ・・・ 電気代が嵩むなぁ・・・
と心配の方。
電気代を抑えられる照明器具も売っていますし、そもそもそんなに煌々と明かりを点ける必要は無いので、極端に大きな出費にはならないでしょう。
多少の出費で愛犬の留守番ストレスを軽減できるのならば、安い買い物なのかなと僕は思います。