【犬の首輪】首輪は付けっぱなしすべきか?首輪の必要性と効果

首輪 犬の習性

犬に首輪を付けるべき?
付ける場合は、付けっぱなしにすべき?

・・・という疑問に対して、実体験をもとにお伝えしていこうと思います。

僕も、この件について悩んだことがあったので・・・

 

あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。

 

首輪についてはいろいろ悩んだものの、調査の結果、個人的な結論が出たので、ここで報告させていただきます!

首輪をつけたらおとなしくなった

我が家の愛犬、カニンヘンダックスのマノ(♀)に首輪を付けたのは、生後3ヵ月ぐらいの頃。
バリバリのパピーです。

ちなみに、首輪を付け始めた頃のマノはこんな感じ。

 

首輪を付け始めた頃のマノ

 

それまではとにかくやんちゃ盛りで、室内での放し飼いなど無理でした^^;
常に走り回るし、あらゆる物をガジガジするしで・・・

パピーならではですね。。。

 

そんなある日、妻がマノに首輪を付け始めました。

理由を尋ねると、、、

野良っぽく見えるから、なんとなくだよ。

とのこと。

 

この時は、「飼っている証拠として首輪を付けるのは良い事なのかな?」くらいに思っていたのですが・・・

なんと、首輪を付けた瞬間、人が変わったかのような・・・いや、正確には犬が変わったかのような変貌ぶりを遂げたのです!

 

とにかく、おとなしい!

ひとたびケージから出すと、あれだけ暴れ回ってたやんちゃなマノが、ケージを開けても出ようとしないし、ケージから出てもなんだか動きが落ち着いている。

こんなマノ、見たことない・・・

試しに首輪をはずすと、またいつものマノに戻り、走り回る&いたずらしまくるという自由奔放っぷり。

そしてもう一度首輪を付けると、再び同じ状態に。

これは一体・・・?

首輪を付けっぱなしにする効果

この現象に驚いた僕や妻は、早速、

なぜ首輪を付けると犬はおとなしくなるのですか?

と、かかりつけの獣医師さん動物看護士さんに相談しました。

加えて、ネット上の獣医師さんや専門家たちの意見も調べまくりました。

 

その結果・・・

 

■首輪を付けられることで、「何でもかんでも自由にはできない」と本能的に理解する

■リーダー(飼い主)の存在を意識し、リーダーに守られている安心感から気持ちが落ち着く

■首輪なしだと野生を思い出す

 

こういった可能性が高いことが分かりました。

これは、初めて服を着せられた時にも起こる現象のようです。

 

ただ・・・
どこまで長続きするかは疑問。。。

我が家のマノの場合、ものの一か月で再びやんちゃになってきました^^;

とはいえ、首輪なしの時よりは落ち着きがあるように思えましたね。

首輪は犬にとってストレス?

ストレスどころかメリットが多い

首輪をするとおとなしくなったり動かなくなったりする様子を見て、

ストレスを感じてるのかしら・・・?

と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

犬の気持ちを100%理解することは不可能なので断言はできませんが、僕としては、首輪は犬にとってストレスどころか、メリットの方が多いと思っています。

その理由は、主に以下の3点。

①リーダー(飼い主)のことをより強く意識するようになる

②常に興奮状態の野生とは違い、精神的に安定する

③万が一犬とはぐれた時に、野良だと思われない

個別に解説していきます。

リーダー(飼い主)のことをより強く意識するようになる

犬は、もともと群れで生きる動物。
そこには、必ずリーダーが存在します。

そして、犬は強いリーダーがいれば安心するもの。

首輪をすることで、

この人は自分を守ってくれる強いリーダーだ!

と認識し、飼い主への信頼感がより一層強まるのではないかと思われます。

常に興奮状態の野生とは違い、精神的に安定する

犬が暴れたり落ち着きがなかったりという興奮状態になるのは、不安の現れであることもあります。

できる限り、興奮状態にしない方が良いのです。

獣医師さんからも、

普段から、なるべく興奮させないようにしてください。 興奮しやすい子になると、人を噛みやすくなったり、散歩中に急に道路へ飛び出そうとするような場合があるので。

というアドバイスをいただきました。

 

首輪をすることで、「飼い主に守られている」という安心感が生まれ、気持ちが落ち着くのではないかと思われます。

「自由に伸び伸びさせる」と「好き勝手やらせる」というのは、少し意味が違います。

正しくしつけ、人間社会に適応した自由さを学ばないと、ワンちゃんも幸せな生活を送れません。

ですので、子犬のうちからあまり装飾のない軽い首輪を付けて慣らしていくのがよいでしょう。
いきなり装飾された重い首輪ですと、子犬の首に良くない場合があるので注意です。

万が一犬とはぐれた時に、野良だと思われない

「首輪をしている=飼い犬」というイメージは、昔から浸透しています。

もし災害や思わぬトラブルなどで犬とはぐれることがあっても、首輪をしていれば飼い犬だということが分かり、保護される可能性が高くなります。

 

また、迷子札になるという利点もありますね。

今の犬は、基本的にマイクロチップが埋め込まれているので、いざとなれば飼い主が分かりますが、迷子札の方がパッと見でわかりやすいのでお勧めです。

散歩の時はハーネスがおすすめ

いつも首輪を付けている場合でも、散歩の時はハーネスタイプにした方が良いでしょう。

首輪にリードを引っかけるタイプのものですと、引っ張った時に犬の首に負担がかかります。

短期間ではどうということはないかもしれませんが、首輪に引っかけたリードを引っ張り続けると首への負担が蓄積し、いずれ首の脱臼やヘルニアなどの病気に繋がってしまうかもしれません。

ハーネスタイプならば負荷が分散されるため、ダメージを軽減できます。

首輪をいつも付けることに対して「かわいそう」「危険」という意見も

首輪を付けっぱなしにすることに対し、ネガティブに捉えている方もいらっしゃいます。

そういった方の意見は・・・

「首輪をしている部分が擦れて痛むのでかわいそう」

「気道が圧迫されてしまうから危険」

「首輪に使われている物質にアレルギーがある場合がある」


「重い首輪をしていると、首に負担がかかって危ない」

といった感じ。

 

ですが、これらのデメリットはすべて簡単に対処が可能です。

 

■首輪をしている部分が痛む
■気道が圧迫されてしまうから危険

⇒ゆったりしたサイズの首輪に変更

 

■アレルギーがある

⇒別の素材が使われている首輪に変更

 

■重い首輪

⇒軽い首輪に変更

 

このように、適切な首輪があれば、それを付けっぱなしにすることにデメリットはない、という結論になります。

 

少し脱線しますが、、、

首輪によって、おしゃれも出来ますしね^^;

せっかくのかわいい愛犬ですから、おしゃれも楽しみたいものです。

これは、犬にとってのメリットではなく、飼い主さんのメリットですが。。。

結論:『いぬぷらす』的には首輪はおすすめ

ということで、当ブログ『いぬぷらす』的には、首輪を付けっぱなしにすることをおすすめ致します。
これは、小型犬でも大型犬でも同じです。

ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても、メリットの方が多いと思いますので。

 

ちなみに、首輪をしたり服を着せたりすれば、どんな犬でもおとなしくなるわけではないです。
そこは個体差がありますので。

ただ、首輪をするとおとなしくなると感じている飼い主さんが多いですし、そもそも適切な首輪ならば付けっぱなしにしてもデメリットはないので、できればいつも付けている方が良いのではないかなと思っております。

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