犬に好かれやすい人にはどんな特徴がある? 犬に好かれるために心掛けること

犬の習性

私、すごい犬が好きなのに、なんで犬から好かれないんだろう? 触ろうとするといつも嫌がられる・・・

こんな方、結構多いんじゃないでしょうか?

自分は犬好きで、日々出会うワンちゃんとできるだけ絡みたいのに、なぜか犬からはあまり好かれていない感じになってしまう。

それって、結構虚しいですよね。

 

あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。

 

でもそれには、レッキとした理由があるのです。

犬から好かれやすいタイプ

先に答えから書いちゃいますね。

犬に好かれやすい人。

それを一言で言ってしまうと・・・

 

あんまり動かない人

 

このタイプです!

とにかく犬は、急な動きをする人が苦手。

でも犬好きの人って、「わぁ、かわいい~♪」なんて言いながらガーっと近づいて撫でようとしがちですよね?

あれは、犬にとってはストレスで、嫌われる原因となってしまいます。

犬から嫌われやすいタイプ

犬から嫌われやすいタイプ

動きが激しい

ワンちゃんは、人間の子供のことが苦手な場合が多いです。

理由は簡単。
子供はチョコマカ動きますし、急な動きも頻繁にしますし、遠慮なく犬に近付きますので^^;

逆に、動きが遅いおじいちゃんおばあちゃんとかには、自然と犬が寄って行ったりするのをよく見掛けたりしないでしょうか?

このように、犬はとにかく「動かない人」「動きがゆっくりな人」を好みます。

自ら近寄ってくる

人間の方から犬に近寄っていく、というタイプも犬は苦手。
これも「動かない人」と逆ですよね。

しかし・・・
犬好きの人は、犬を見かけると自分から寄っていって撫でようとしますよね^^;

ですがこれは、犬からするとマイナスな行動。

犬にとっては、いきなり触りに来た人間が、好意で近付いてきたのか悪意で近付いてきたのかの判断ができません。

それでもおとなしい犬やしっかりとしつけをされている犬ならば、とりあえず黙って受け入れるでしょう。
しかしそれは、ただ我慢して黙って受け入れているだけであって、無条件で喜んでいるわけではありません。(すごい人好きの犬は別として。。。)

見知らぬ犬から好かれるためには

犬から好かれる

散歩中の犬や、友人・知人が飼っている犬に好かれたい場合、いきなり無造作に触りにいくのは避けた方がよいです。
犬にとってはストレスになりますので。

ではどうするのか?

犬は、知らない人や久しぶりに会う人に対して、大抵はクンクンとニオイを嗅ぎに来ます。
この時には動かず、好きにニオイを嗅がせてあげてください。

そして、犬がニオイを嗅ぎ終わったあたりを見計らって首元などを優しく触ってあげると、犬にとってストレスなく受け入れられます。

と同時に、

この人は自分からガーっと来たり、急に動いたりしない! 安心できる人だ♪

と認識し、犬から好かれやすくなります。

まずは犬のさせたいようにさせ、犬が気を許した頃合いを見計らってからこちらの欲求を満たす。
それが、自分の飼い犬以外から好かれるための方法です。

実体験:とあるドッグトレーナーとの出来事

マノ

我が家では一度、自宅ドッグトレーナーの人を招いたことがあります。

しかし我が家の愛犬マノ(♀)は、その時絶賛吠え盛り中。(↑上の画像がマノです)

インターホンが鳴ると吠える。
知らない人が家に入ってくると吠える。
よくわかんないけど急に外に向かって吠える。

・・・などなど^^;

まあ、外に向かって急に吠えているのは、何かしらの音に反応しているのでしょう。
かすかに聞こえる救急車のサイレンの音とか。

とまあ、それぐらい吠えやすい時期のマノだったので、そのドッグトレーナーの方が家に来た時も、そりゃもうワンワンと力の限り吠えておりました。。。

しかしもちろん、ドッグトレーナーの方は冷静。

大丈夫です、叱ったりもしないでくださいね。 私も、このまま動かずに、ワンちゃんを見たりもせずに無視しますので。

その言葉通り、椅子に座ったままほとんど動かず、マノにも一切視線をやらないドッグトレーナーさん。

すると、、、

段々と吠える回数が少なくなっていき、そのうち全く吠えなくなり、そのドッグトレーナーさんをクンクンと嗅ぎまわるようになりました。

もちろん、その最中もほとんど動かないドッグトレーナーさん。

最終的には、「家の中に居ても大丈夫な人」と認識したのか、一切警戒しなくなりました。
あれだけ警戒心が強く、ちょっとしたことで吠えまくるダックスのマノが、ピタリと吠えなくなったのです。

この一件からも、「動かないことが犬にとっての安心材料」ということが伝わると思います。
安心ということは、つまり好かれやすいということです。

我が家の子供たちの場合

我が家の場合でもそうです。

「犬を飼いたい!」といった張本人である7歳の娘ですが、7歳なんて大体は急な動きが多いもの。

なので、マノもそのたびに「ビクっ」となってますし、娘が強引に抱っこしようとすると、なんとも言えない悲しそうな鳴き声をあげながら暴れたりします^^;

逆に、11歳の息子の方はわりとゆったりと動くタイプ。
自分から触りに行かず、マノが近づいてくるのを待つことが多いです。

そんな感じだからか、よくマノの方から息子に近付いていってペロペロしてます。。。

飼い主として犬から好かれるために

犬から好かれる遊び方
犬から好かれるコミュニケーションの取り方

こういったことを、子供達には今後もしっかりと教えていこうと思っています。

具体的には、

■自分からガンガンいかない
■犬の近くで急な動きをしない
■いきなり抱き上げたりしない
■いきなり大声を出さない

といったあたりですね。
これを心掛けるだけで、ワンちゃんはかなり心が安らぎ、なついてくれるはずです。

そしてこういったことが身に付いてくれば、他のワンちゃんと接した時にも「犬に好かれやすいタイプの人間」になっていると思いますし^^

 

特に、7歳の娘がやりがちな「自分の都合で急に犬を抱き上げる」。
これは犬から嫌われる代表的な行動。
やめさせていかないといけませんね。

犬が自由にしている時は、あえて無視してあげるような人が好かれますから。

そして、犬がこちらに寄ってきて、何かを訴えるように目を見てくるような時は、優しく抱き上げてあげたり、遊んであげたりする、と。
もちろん、しつけの関係上、犬の都合になんでもかんでも合わせてしまうのはNGですが。

 

結局は、【犬の気持ちを尊重しているかどうか】なんですよね。

可愛がりたい時は好き勝手に可愛がろうとし、そうではない時はひたすら無視。
これでは、犬から好かれるわけがありませんよね。

犬は、しっかりと飼い主の動きを見ています。

毎朝起きたら「おはよう」と笑顔で声掛けをしてくれるか。
目が合った時に何らかのアクションを起こしてくれるか。
その他、自分(犬)への思いやりがあるかどうか。

こういった部分をしっかり満たしてこそ、犬から好かれる人間になっていくのだと思います。

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