犬のあくびはストレス解消の意味もあり!眠い時のあくびとストレスあくびの差は?

あくび 犬の習性

犬のあくび、かわいいですよね!

ウチのマノ(♀)もしょっちゅうします。
上記のような画像の感じで。

 

あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。

 

あくびと言えば、思い浮かぶのは「眠い時」。
しかし犬の場合、あくびをするのは眠い時だけではないんですよね。

犬はストレスを感じている時にもあくびをする

犬のあくび

我々人間のように、犬ももちろん『眠い時』『疲れている時』にあくびをします。

しかしそれとは別に、『ストレスを感じている時』にもあくびをするんですね。

叱られている時。
要求がなかなか通らない時。
犬が嫌がっていることを飼い主がなかなかやめない時。

・・・など。

なので、叱られている犬があくびをしたからといって、それは飼い主をバカにしているわけでもなんでもないわけです。

人間だったら、叱られている時にあくびをしたら問題になってしまうでしょうけど^^;

なぜストレスを感じるとあくびをする?

犬のストレスあくび

犬がストレスを感じる場面であくびをする理由は、あくびをすることでリラックスしようとしているから。

あくびでちょっとしたストレス解消を図っているわけですね。

人間で言う、深呼吸のようなものでしょうか。
深呼吸すると、気持ちが落ち着きますよね!

また、緊張するような場面であくびをすることもあります。
知らない犬や人が家に入ってきたり、といった時など。

こういった緊張状態の時も、ストレスを感じた時と同様にあくびをしてリラックスしようとすることが多いです。

 

あとは、

もうやめて!もう叱らないで!

というアピールも含まれています。

『カーミングシグナル』というやつですね。

カーミングシグナルとは、犬が自分を落ち着かせるためだったり、相手に何かを伝えたい時にとる行動のこと。

争う気がないことを示すために目を逸らしたり、服従を示すためにお腹を見せたり、体を掻いて「もういい加減にして!」と伝えたり。

あくびにも、「もうやめて」という意味が込められている場合があるようです。

ストレスあくびの特徴

犬があくびをする時には、いろいろなシチュエーションがあります。

■眠い時や疲れている時
■ストレスや緊張を逃がそうとしている時
■相手に「もうやめて!」とアピールしている時
■人のあくびがうつった時

あくびの原因は様々ですが、「ストレスを感じている時」「やめて欲しい時」にするあくびには特徴があります。

「やめて欲しい」というのも、要はストレスなので同じことですよね。。。

 

まず、眠い時や疲れている時のあくびは、「ゆったりと長め」にあくびをします。
見た目からも、落ち着いていることが伝わってきます。

「あくびがうつる」というのも、科学的根拠はないものの人間でもありますよね?
近くで人があくびをしていると、つい自分もしてしまう、みたいな。

犬も、これと同じ現象があるようです。

ホント、なぜこんなことが起こるのか・・・
不思議です。。。

なんにせよ、あくびがうつるのもストレスとは無縁で、ただなんとなくしているあくび。
特徴は、眠い時や疲れている時のあくびと同じになります。

 

逆にストレスを感じている時や緊張状態の時のあくびは、

「急ぐようにあくびをし、時には体を震わせることもある」

といった特徴があります。

こういったあくびをした時には、今の状況に対して犬がストレスを感じているということの証ですので、なるべく早めにやめてあげるのがよいのかなと。

我が家のマノ(♀)の場合

犬のあくび

↑これは、まだペットショップにいた頃のマノ。
小さかったなぁ。。。

あくびが可愛いっ!!

 

・・・失礼しました。

 

マノの場合は、ストレスあくびをするのは「自分は下りたいのに抱っこされている状態」の時が多いですね。

個体差があるので、どういった状況でストレスによるあくびをしやすいのかは全然違うと思います。

マズルや肉球を触られている時にストレスあくびをするワンちゃんも多いでしょう。

 

どんな状況にせよ、特に強いストレスを感じた時は、体を震わせながらあくびすることもあります。

こういった時は、「自分は凄く強いストレスを感じているよ~」というアピール。
ですので、なるべく早めにやめてあげるべきかなと。

・・・とは言っても、なかなか難しいことも多いですが^^;

冬休みに、小学生の子供が宿題の習字をしている時とか・・・
ここで下ろしてしまうと、ほぼほぼ墨汁を引っ繰り返されるかマノが墨だらけになるか・・・

こういう「自由にさせるとまずい時」は、ストレスあくびに対して「ごめんよ・・・」と言い続けながら抱っこし続けるしかなかったりします。。。

徹底するのは難しいですが、ストレスあくびを察知した時にはなるべく早く対応してあげたいものです!

レアパターンとして、病気のサインの可能性も

犬はしょっちゅうあくびをするので、あまり気にならないものですが・・・

場合によっては、気にした方がよいこともあります。

それは、『病気のサイン』である可能性があるから。
例としては、歯の不調や低血糖、貧血、そして心の病など。

普段と比べて何か気になることがあったり、今までと比べてあまりにあくびの頻度が多いようならば、一度獣医師に診せた方がよいかなと。

犬の健康を保てるのは、飼い主だけなのですから。

最後に

犬のあくびの多くは、「眠い時や疲れている時」か「ストレスを感じている時」の二択。
ストレスのサインとしてあくびを活用することも非常に多いです。

犬にとってはあくびも大事なコミュニケーション手段。
軽視しないようにしたいですよね!

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