オスとメス、犬を飼うならどちらが飼いやすい?オスとメスの性格の違い

オスとメス 犬との暮らし

犬を飼う時に、犬種以外に悩むところが「性別」だと思います。

初めて飼うなら、オスとメスのどっちが飼いやすいんだろう?

オスとメスって、性格的にはどう違うんだろう?

こんな感じで悩まれている方も多いはず。

 

あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。

 

ということでこのページでは、オス・メスの身体的特徴の違いではなく、

■オスとメスとの性格の違い
■犬を飼うならどちらが飼いやすいか

に絞って書いてみたいと思います。

最大の特徴は「甘えん坊ぶり」

甘える犬

甘えん坊なのは「オス」

オスとメスの性格的な違いの中で最も大きなものは、「甘えん坊ぶり」でしょう。
メスに比べて、オスの方が圧倒的に甘えん坊です。

もちろんメスも甘えたがりますが、オスの甘えん坊ぶりはまた一段階上。
飼い主からなかなか離れたがらなかったり、ペロペロのしつこさが凄かったり。

メスは、人間同様に自立心が芽生えるのが早いようで、オスほどの甘えっぷりにはなりづらいです。

 

ちなみに我が家のダックス「マノ」はメスですが、甘えん坊ではあるものの、諦めが早いところがあります。

「ダメだよ?」「もうおしまいだよ?」と伝えてケージに入れると、そのまま諦めて寝に入る、といったように。

 

↓我が家の愛犬「マノ(♀)」

カニンヘンダックス

 

オスの場合、一旦ケージに入っても諦めずに「もっと遊んで遊んで!」という要求吠えをしやすい傾向にある模様。

知り合いの家のトイプードルのオスは、ケージから出してもらえるまで諦めずに吠え続けるんだとか^^;
こういう話はよく聞きます。

オスは分離不安症になりやすい

獣医師さんやドッグトレーナーさんによると、

分離不安症になりやすいのは、圧倒的に「オス」です。

とのこと。

 

分離不安症とは、簡単に言うと「飼い主から離れてしまうことを極端に恐れてしまう精神状態」のこと。
異常なまでに飼い主から離れないようになったり、離れている時には問題行動が増えてしまったりします。

トラウマが原因なことも多いですが、「甘えん坊」という性格も一因でしょう。

 

そのため、分離不安症にならないよう、子犬の頃からしっかりとしつけていく必要があります。

例えば、、、

 

■一人で過ごすことを覚えさせるためにケージに入れる時間を設け、どんなに鳴いても心を鬼にして一定時間無視する

⇒「常に飼い主に甘えられるわけではない」と学ぶ

 

■数十分程度の短い留守番を何度も体験させる

⇒「出掛けても飼い主はすぐに帰ってくるから安心」と学ぶ

 

といったように。

散歩好きなのは・・・

オスは散歩好き

元気で活発なオス

散歩が好きなのは、オスの方であることが多いようです。
「オスは元気で活発」というイメージ通りではないでしょうか。

逆にメスは落ち着いた子が多いので、散歩に対してあまり執着がないことが多いです。

もちろん散歩が好きなメスも多いでしょうが、比率で言うとオスの方が散歩好きと言えるでしょう。

我が家のマノの場合

実際、我が家のマノ(♀)は散歩があまり好きではありません^^;
いまだに、散歩に連れて行こうとすると伏せの姿勢のままフリーズすることもしばしば。。。

ここまで散歩を嫌うメスも珍しいのかもしれませんが・・・

しつけのしやすさ

しつけ

オスの方がやや大変

しつけについては、オスの方がやや大変なイメージ。
やんちゃで活発な分、なかなかしつけが浸透してくれないこともあります。

しかしその分、一度しつけられたら非常に従順。
飼い主の言うことを忠実に守ってくれるようになることが多いです。

対するメスの方は、しつけ自体はやりやすいものの、気まぐれなところがあり気分によってあまり言うことを聞いてくれないことも・・・

まあ、気まぐれさも可愛かったりするのですが^^;

特にトイレのしつけが問題

しつけ面でいくと、一番の問題は「トイレ」。

オス犬は足をあげてオシッコをするため、オシッコに失敗してしまうと辺り一面に飛び散ってしまうので処理が面倒なんですよね。。。

しつけが上手くいくまでは少々大変です。

メスの場合、仮にオシッコに失敗しても、床に水たまりのようになっているだけ。
処理がしやすいです。
まあ、絨毯やカーペットならジ・エンドですが・・・

縄張り意識や警戒心

吠える犬

縄張り意識や警戒心が強いのはオスです。
そのため、散歩の時に知らない人に吠えかかったり、犬にケンカを仕掛けようとしたりすることが多いです。

これはデメリットと言えばデメリットですが、番犬として飼うならむしろ頼もしいですよね。

逆にメスは、散歩中に知らない犬がいたりすると、争いを避けるためにそっとよけて歩いたりします。

犬を飼う時に性別はあまり気にしなくていい

以上のことから、性格的特徴でいくと飼いやすいのは「メス」ということになります。

しかし、これはあくまで一般論。
生き物にはすべて個体差があります。
メスなのに、びっくりするくらい甘えん坊の子だってたくさんいるわけですから。

また、飼い主の好みもありますよね。
「思いっきり甘えてくれるくらいの方がいい」という方も多いでしょうし、そういう方はオスの方が飼っていて楽しいということになります。

また、番犬として飼うならオスの方が頼もしいですし。

 

ですので結論としては、

■オス・メスにこだわらず、出会った時に「この子と暮らしたい!」と思えるかどうか

■どういう目的で犬を飼うのか

■フィーリング

こういったものを重視するのがよいのではないかと。

「飼いやすいのはオス?メス?」というテーマで記事を書いておきながら申し訳ないのですが^^;

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