犬は、そもそも吠える動物。
犬にとって『吠える』という行為は、『本能的』なものであり『大事なコミュニケーションツール』でもあります。
なので、あまり極端に制限するのもかわいそうなのですが、とはいえ散歩中に人や犬に吠えかかるのは困ってしまいますよね。
こういった場合は、しつけや対策法で「人や犬に向かって吠えない犬」にしていく必要があります。
我が家の愛犬の場合
↑これが我が家の愛犬『マノ(♀)』。
だいぶマシにはなってきましたが、たまに散歩中に吠えかかってしまうことが。。。
まだしつけが必要です。
特にダックスは狩猟犬なので、本来は吠えることが仕事。
そして、マノは臆病な性格。
なので、外で完全に吠えなくさせるためのしつけには、それなりに長い期間を要すると思います。
そんなマノに対して我が家が実践している『吠えなくなるためのしつけや対策法』について、書いていきたいと思います。
繰り返ししつけてきたことで、最初の頃よりはかなり良くなってきました^^
散歩中に犬が吠える理由
そもそも、なぜ犬は散歩中に「他の犬」や「人」を見て吠えてしまうのか?
その原因は主に、以下の3つとなります。
恐怖心
外は、犬にとって刺激だらけ。
■人
■バイクや車
こういった外の刺激に対してまだ慣れていない犬や臆病な犬の場合、その恐怖からついつい吠えてしまいます。
しっぽが下向きになっている状態で吠えている時は、恐怖心からの吠えのサインです。
社会化不足
小さいうちに母犬と離れ、その後他の犬との交流があまりないまま育ってしまうと、社会性が十分に備わっていない場合があります。
この場合、他の犬に慣れておらず関わり方もわからないため、戸惑いや警戒心から吠えてしまうのです。
興奮
他の犬を見つけ、単純に興奮して吠えている場合もあります。
『好奇心』や『遊びたいという気持ち』があふれ出しているわけですね。
散歩中に吠える犬へのしつけや対策
どの『吠え』でも、しつけ・対策法は共通
上記のどのパターンの吠えであっても、しつけ・対策法は同じです。
以下の4つを繰り返し実践することで、改善していくでしょう。
実際に、なかなかの吠えを見せていたマノも、段々と落ち着いてきました。
それでは、列挙していきます。
①他の犬を見つけたらすぐにおやつをあげて褒める
散歩中に吠える相手は、多くの場合「他の犬」だと思われます。
なので、散歩中に他の犬がいた場合は、一旦お座りや伏せをさせて落ち着かせ、吠える前におやつをあげながら褒めてあげてください。
普段の愛犬の行動から、「どんな犬に対し、どれくらいの距離から吠えるか?」ということが大体わかっているはず。
それをもとに、吠える射程に入るだいぶ前からおやつをあげる準備をしておくとよいと思います。
これを繰り返すと、そのうち他の犬を見つけると飼い主の顔を見ながら寄ってくるようになってきます。
つまり、他の犬を見つけることを「嬉しい事」と捉えられるようになるわけですね。
なお、人に対して吠える場合もやり方は同様。
吠えそうな人が近づいてきたら、同じように早めにおやつをあげつつ褒めます。
この方法をより効果的にするためには、散歩前は空腹にさせておくべきです。
他の犬や人に対してよりも、おやつに興味がいく状態にしておくわけです。
おやつも、普段のおやつよりも上等なものにすると更に効果的です。
②吠えたら、一旦叱って落ち着いた直後に褒める
吠えた場合は、すぐにおやつを与えないでください。
吠えている状態であげてしまうと、「吠えたらおやつをもらえる」と勘違いしてしまう場合がありますので。
吠えた時には、一旦叱ります。
「ノー!」・「だめ!」でも、何でもいいので、叱る時のコマンドを出してください。
すると、ほとんどの犬は一瞬落ち着くはずです。
この一瞬を狙いすまし、すぐさま「いい子だね~」・「お利口だね~」と過剰なくらいに褒めます。
どんなに吠える犬でも、叱ったその時には一瞬落ち着くはず。
この瞬間をいかに見逃さずに褒められるかが勝負!
スピードが命です^^;
ちなみに、叱った後にあまり長い事待ってはダメ。
吠えてしまう犬は、そんなに長い間我慢はできません。
一瞬でも落ち着いてくれればそれで御の字。
その貴重な一瞬を最大限活用してください。
③吠えた相手と積極的に触れ合う
犬が吠えるのは、
「相手に慣れていないから」
というのも大きな理由。
なので、相手が人でも犬でも、とにかく慣れさせていくことが重要です。
そこで大事なのが、吠えた相手と触れ合わせること。
実際に触れ合って、「怖くないんだよ」ということを体で理解させます。
もちろん、これは相手次第です。
犬が苦手な方もいらっしゃいますからね。。。
同じく犬の散歩をしている人ならば高確率で絡んでくれると思いますので、こういった方に積極的に絡んでみてください。
とはいえ、中にはあまり他の飼い主と絡みたがらない方もいらっしゃるでしょうから、相手の様子を見ながら近づいていくのがよいでしょう。
散歩前にある程度エネルギーを発散させる
これはしつけではなく対策法ですが、、、
散歩に行く前にある程度家の中で遊び、犬にほどよい疲労感と満足感を与えておくことは、吠えを抑えることに役立つと思われます。
吠えるという行為は、エネルギーの発散でもあります。
余分なエネルギーがあるからこそ、ストレスや恐怖を吠えることで発散しようとするわけです。
しかし、事前にある程度発散させておけば、多少は吠え防止に繋がるのではないかなと。
そこまで大きな効果はないかもしれませんが、やって損はないので是非お試しください!
叱る時の注意点
散歩中に吠えた時には、一旦叱ることが重要。
ただしこの時には注意点があります。
それは、、、
やんわり叱っていてはダメ
・・・ということ。
これでは言うことを聞かないでしょうし、聞くとしても長い年月が必要になってきます。
叱る時はしっかり叱らないと効果が薄くなってしまうもの。
ですので、散歩中に犬が吠えだした時は、無表情で、低めの強い声でしっかり叱る。
ダラダラ叱らず、一撃必殺。
これが大事です。
なお、大声を出す必要はありません。
顔を近づけて、低い声で明確に叱っているコマンドを出せば、犬には通じますので。
「吠える相手に気付かせない」というやり方
散歩中の吠え対策として、
といったやり方を推奨しているのをネット上などで見かけます。
しかし、このやり方はどうなのかなと・・・
臭いものに蓋的な方法では、根本的な解決に繋がりません。
あくまで「犬や人がいることはわかっているけど吠えない」という状態を目指すべきでしょう。
もちろん、強烈なトラウマがあり吠えを改善するのが難しいような場合は別ですが。
最後に
犬種や個体差によって、吠えの改善に時間がかかる場合もありますが、放置していても直ることはまずありません。
諦めず、根気よくしつけをしていくことが大事かなと思います!