愛犬マノを散歩させていると、頻繁に草を食べるんですよ。
何がそんなに美味しいんだろう?と思うぐらいに。。。
↓愛犬『マノ(♀)』↓
でもよく考えたら、犬が草なんて食べて大丈夫なのか不安になりまして・・・
あ、どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。
ということで、獣医師さんに相談したり、自分なりに調べたりしてみました。
その結果、答えが出たので、ここに報告させていただければと!
犬はなぜ草を食べる?
そもそも、犬が草を食べる理由ですが・・・科学的にはまだ判明していません。
ただ、「おそらくこういう理由ではないか?」と言われていることはいくつかあります。
嘔吐してスッキリするため
最も言われているのがこれ。
食べ過ぎや胃腸の調子が悪かったりしてムカムカしている時に、草を食べて嘔吐することによってスッキリしようとしていると言われています。
嘔吐を促しやすい『消化に悪い細長いイネ科の植物』を好んで食べることからも、吐くという行為の手助けをしてもらうために食べている可能性が高いです。
人間も、気持ち悪い時に吐いたらスッキリしますもんね^^;
葉酸や食物繊維を補うため
不足しがちだった葉酸や食物繊維などの栄養を補うために食べている、という説もあります。
しかし現在では、栄養豊富なドッグフードばかり。
栄養不足ということは考えづらいです。
とはいえ、昔の名残で本能的に食べてしまうということがあるのかもしれません。
ストレス解消
犬の理解不能な行動の多くは、ストレス解消だったりします。
草を食べる行為も、その一環ということは大いにあり得るでしょう。
好奇心
子犬や若犬の場合、好奇心が旺盛でいろいろなものに興味を持ちます。
草もその一つ。
散歩で目にするたびに、思わずガブっといってしまう、ということもあるでしょう。
犬が何かを確かめる時には、口を使いますから。
そこで噛みごたえがよかったり、匂いが気に入ったりすれば、そのままガジガジと噛み続けることもあるはず。
犬が草を食べても大丈夫なのか?
様々な理由で犬が草を食べることは分かりましたが・・・
草食でもない犬が、日常的に草を食べて大丈夫なのでしょうか?
結論から言いますと、基本的には問題ありません。
動物として自然な行動ですし、犬も何か意味があるからやっていることなので。
健康な犬でも普通に草を食べるので、無理やりやめさせることはありません。
しかし、除草剤が撒かれているようなところは注意が必要。
除草剤が残っている草を大量に食べてしまうと中毒症状を起こすこともありますし、蓄積によって後々何らかの影響が出ることも考えられます。
草を食べさせるならば、なるべく除草剤の心配がないような場所に限定してください。
食べてはいけない草
犬が草を食べることは基本的に問題ありませんが、中には『食べてはいけない草(植物)』もあります。
葉や球根部分に毒性のある植物もあるので。
以下に、犬に食べさせてはいけない植物を列挙します。
※50音順
●あさがお
●あじさい
●アマリリス
●アロエ
●いちょう
●ききょう
●菊
●サツキ
●シャクナゲ
●スイセン
●スズラン
●チューリップ
●ツツジ科全般
●マリーゴールド
●ハイビスカス
●パンジー
●ヒヤシンス
●ふじ
●ベコニア
●ボタン
●ユリ科全般
日常の散歩コースに、こういった植物がないかを確認しておくと安心かなと思います。
毒性のある植物は、犬が自ら判断して食べないことも多いのでそこまで神経質になることもないかもしれません。
ですが、誤って食べてしまう犬もいますので出来る限り注意した方がよいです。
病気の犬が草を食べる?
「健康な犬は草を食べない」と主張している専門家さんもいらっしゃるようですが、そんなことはありません。
2008年、アメリカのカリフォルニア大学の獣医師たちが、犬が草を食べることについての調査を行ないました。
そして獣医師たちが様々な調査をした結果、
と結論付けたのです。
実際我が家の愛犬『マノ』も、散歩中に頻繁に草を食べますが、ずっと健康そのものです。
動物病院で獣医師さんに定期的に診てもらっているのですが、毎回「全く問題ありません」というお言葉をもらっています。
ただ、病気のサインである可能性も否定できないので、
普段あんまり草を食べないのに、ここ最近やたら食べるなぁ・・・?
といった時には、少し注意した方がいいかもしれません。
寄生虫・内臓疾患・ストレス過多などの原因が考えられるので。
こういった場合は、念のため獣医師さんに診療してもらうべきです。
まとめ
以上、「犬が頻繁に草を食べても大丈夫なのか?」についての記事でした!
ちなみに・・・
こだわっている人は、自分の家の庭に犬が食べても良い植物を育てている人もいるとか。。。
庭など夢のまた夢な、賃貸マンション暮らしの僕には届かない世界です^^;