どうも!
『マノミリパパ(@rokurou_mano)』です。
多頭飼いをはじめて、今日で早9日目!
いやぁ、早いものです。
このまま、気付けば1か月、3ヵ月、半年と経っていたりするんだろうなぁ。。。
さてそんなわけで今回は、僕が、
多頭飼いをする前に、これだけは必須だな。
と思ったことを4つ、書いていきたいと思います。
その①:「経済面・生活面」での苦労への覚悟
さすがに、ほとんどの方がこの部分は問題ないかと思われますが、、、
稀に、「2匹目いたら楽しそうだし、何となく飼ってみよっか~」くらいの軽い気持ちで飼ってしまう方もいらっしゃるようで・・・
経済面
言うまでもないことですが、ワンちゃんが増えれば出ていくお金も増えます。
■予防接種
■薬代
■ケージやクレート
■トイレシートなどの消耗品
…etc
単純計算でいくと出費は倍になります。
その状態が十数年続いても大丈夫!絶対になんとかする!という覚悟がないと、多頭飼いをするべきではないと思います。
余談ですが、、、
我が家では、マノ(♀)とミリ(♀)にあげる水として、ウォーターサーバーから出てくる常温の水を使っています。
「ウォータースタンド」というウォーターサーバーは、冷水や温水だけでなく、常温の水も使えるため便利です。
生活面
あとは、生活面。
多頭飼いをすると、シングルの時よりも日常生活に制限がかかります。
ワンちゃん1匹なら連れて行ける場所も、2匹目はNGだったり、追加費用がかかったりする場所も多いので。
また、常に気を配ってあげるべき存在が増えるわけですから、出先での気苦労も増えます。
こうした「生活面への影響」についても充分な覚悟が必要です。
その②:先住犬との組み合わせ
■和犬と洋犬
こうした組み合わせは避けた方がいいです。
大型犬と小型犬
大型犬と小型犬では体格が違い過ぎるため、大型犬としては常に加減して遊ばなければならず面白くないでしょうし、小型犬には常にケガのリスクがあります。
これでは、多頭飼いする意味が薄れますよね。。。
ワンちゃん同士が安全に楽しく過ごせないのなら、元も子もないですから。
和犬と洋犬
そして和犬と洋犬ですが、こちらは性質が全然違うので、やはり一緒に飼うのは避けた方がいいでしょう。
例えば、柴犬とダックスを飼う、など。
こうした場合、その性質の違いからトラブルが起こりやすくなり飼い主のストレスが大きくなるでしょうし、何よりワンちゃん同士が可哀そうです。
もちろん「和犬と洋犬はすべて組み合わせが悪い」とまでは言いません。
結局は個体差なので。
なんの問題も無く、柴犬とダックスの多頭飼いをしていらっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし良い結果にならない可能性の方が高いので、できれば避けた方が無難でしょう。
その③:事前の相性チェック
ショップやブリーダーさんによっては事前に先住犬と会わせてもらえないところもあります。
しかし濃厚接触でなければ、軽く会わせることができることも結構多いと思います。
実際、僕がミリをお迎えしたペットショップはOKでした。(ちなみに「ペットプラス」というショップ)
上記の写真は、我が家の愛犬マノ(♀)とミリ(♀)の事前の顔合わせの様子です。
姉となるマノが若干引いていたものの、概ね問題なく、仲良くやれそうな感じでした^^
お迎えをするならば、なるべく事前の相性チェックをさせてもらえるところがよいでしょう。
本当は、しばらく遊ばせてみたりするのがよいのでしょうが、さすがにそこまでの相性チェックは難しいはず。
病気が感染するリスクもありますし、子犬が噛みつかれてしまうなどの事故の可能性もあるでしょうから。
ただ、遊ばせたりまでしなくとも、ある程度相性は分かるもの。
抱っこしながらワンちゃん同士の顔を近づけたり、なんとなく互いがそばにいる状態を作ったりした時に、先住犬がどういう反応をするかを見ます。
ここで、ずっと唸ったり吠えていたり、よだれをダラダラ流しているようならば、ちょっと要注意かもしれません。
その④:常に先住犬を優先
経済面や生活面の覚悟はできた。
相性も問題なさそう。
・・・ということで、晴れて新しい子をお迎えしたとします。
この時に気を付けるべきなのが、【何をするにも先住犬を優先する】ということ。
人間もそうですが、誰だって後から来た子がチヤホヤされているのを目の当りにしたら、落ち込みますよね。
先住犬がヤキモチを焼いた結果、ストレスでおかしくなってしまったり、新しい子を敵視したり攻撃したり、なんてことが起こり得ます。
そうなってしまうと、飼い主・先住犬・新しい子の全員が不幸になってしまうわけで・・・
子犬なので、その愛くるしさからついつい優先してしまったり、甘やかしてしまったりしてしまいたくなりますが、そこはグッと堪えて、何をするのも先住犬を優先してあげるべきです。
ごはんの順番。
外から帰ってきた時の挨拶。
遊ぶ順番。
などなど。
先住犬との濃厚接触について
ネットの情報を見ていると、よくこんな一文を見かけます。
確かに、そういう考え方もあると思います。
ただ個人的には・・・
「ちょっと万全を期し過ぎている」という印象です。
この他にも、いろいろあるんですよね。
■迎えたばかりの子犬は、環境に慣れさせるために一週間くらいはケージの中で過ごさせる
■3回目のワクチン接種が終わるまで一切外に出してはいけない
■人間と犬との濃厚接触は避けるべきで、口元をペロペロさせたりしてはいけない
犬を飼っている方は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、どれも間違ってはいないと思います。
万が一を考えるならば、上記はすべておっしゃる通りなのでしょう。
でも・・・
上記を順守することによって失われるものも多いと思うんですよね。
社会性だったり、自然に獲得する免疫力だったり、飼い主との関係性だったり。
常に万が一を考えて行動するのは、ひどくつまらない生活になります。
■病気になるかもしれないからお菓子は食べちゃダメ
■交通事故に遭うかもしれないから車に乗っちゃダメ
すべて正論かもしれませんが、「それって楽しいの?」という疑問が生まれてきてしまいます。
非常に確率の低い事を恐れ、窮屈な生活を強いる。
これはちょっと違うんじゃないかなと。
これは、ワンちゃんにとっても同じではないでしょうか?
なので我が家では、お迎えした初日から先住犬であるマノ(♀)と遊ばせています。
もちろんマノは、ワクチン接種やフィラリア予防など必要なものはすべて受けている上、口内環境や皮膚環境などにも気を付けているので。
初日から先住犬と子犬を遊ばせるという判断は、信頼するドッグトレーナーさんと獣医師さんに相談した上での決断です。
お二人とも、「全然問題ない」「ウチもそうしてる」という答えでした。
この点については、完全な正解というのはないと考えています。
いろいろな情報に触れ、自分で考え、自分が正しいと思った答えを選択するのがよいのではないでしょうか。
年齢差や性別について
これも、意見が分かれているところです。
■年齢が近い方がいい、1~2歳程度の年齢差が理想
僕が知る限り、大体この2派に分かれています。
ただこれも、「先住犬と子犬の濃厚接触問題」と同様に、
■先住犬はどういう性格か
によって変わってくるのかなと。
同じく、性別についても個人的には特に気にする必要はないと思っています。
一応「オス・メス」の組み合わせが最も良いとされていますが、これも個体差。
先住犬と新しく迎える子の性格次第だと思います。
ちなみに我が家の場合は、マノが寂しくないように遊び相手が欲しいというのもあったので、年齢が近い方がよいと思い1歳差でお迎えしました。
そして「メス・メス」です。
年が離れると、どうしても体力的に差が出てきてしまうので、遊びも噛み合わないことがあったりするかなぁと思ったので。
最後に
多頭飼いについて、ここで4選として挙げたものは状況問わず是非強く意識していただきたいなと思いますが、
■お迎えする際の年齢差や性別
については、飼い主さんの価値観で決めていいのではないかなと考えています。